👩⚕️受診のきっかけ🏥
こんばんは。
私は精神科に行き検査を受けたことで、過眠症と診断されました。検査内容は、2時間に1度、入眠までにどの程度時間がかかるか等を調べるものです。
ブランクの2時間は寝てはいけないのですが、眠くてたまりませんでした😅
さて、本題の「受診のきっかけ」です。
1度目の受診… 私は当時、中学校1年生でした。
そもそも中学校入学ころから、7〜8時間の睡眠を取っても授業中睡魔に度々襲われるようになり、朝学校に行って朝自学からうとうとして、授業も半分以上寝つぶしているような状況でした。
中学校ころからこのようになってしまう人が多いそうですね。事実、私の周りにも、同様に授業でいつも寝ている人が2〜3人いました。もちろん何度も注意を受けたり、担任の先生から"眠り姫"とからかわれたり、「病院に行ったほうがいいんじゃないの」と心配されたこともありました。
そこで検査を受けたわけです。
ただ、その時点では現状把握・経過観察にとどまりました。
というのも、薬の服用には不安があり、また成績もその他の活動も比較的活発で問題なかったのです。(ただし授業態度を除く。)
そして1回目の受診後も変わらず寝まくっていた私ですが…2年後の中学3年生のとき、転機が起きました。
それは、ある先生の言葉でした。
明言するのは避けます。しかし、明らかに私(または私のような人間)に向けた、怒りや憎しみが入り混じった言葉でした。「未来はない」「夢なんて叶うはずもない」…。
シーンとした教室で先生が声を震わせる中、顔を上げられずにいました。
放課後のトイレで、声を押し殺して泣きました。ガラスの破片がいくつも刺さるかのように、時間が経つほど、思い返せば思い返すほど、悔しさが増していったのです。
当時高校受験を控えていた私にとって、夢が叶わないという言葉はあまりにも痛烈でした。
帰宅後も自室で泣き続けていた私を、母が翌日病院に連れていってくれました。2度目の受診です。このとき、はじめて薬が処方されました。モディオダール50mg。0.5錠にあたります。試験期間なので、最も少ない量から始めました。これを毎朝起床後に飲むことになったのです。
(前回書き忘れましたが、モディオダールは基本的に起床後に服用する薬です。一般的な薬に多い、朝食後などではありません。)
ここで、本格的に治療を始めるきっかけとなった先生の言葉について補足します。
先述の通りかなりセンセーショナルな言葉を放たれた先生ですが、私はそれを非難する立場にありません。
先生は一教育者として、こういう生徒を咎め、正していく責任がありますから。
しばらく引きずりましたが、今では状況を打破する転機になった出来事として、前向きに消化できています。
同じような経験をされた方も多くいらっしゃるのではないかと思い、書かせていただきました。
読んでくださってありがとうございました😊